3連休最終日、皆さまいかがお過ごしですか?
先回から少し間が空いてしまいました(^^;)
今日は、賃貸経営を継続していく上で備えておいたほうが良い事について書いてみたいと思います。
先回までお伝えさせて頂いていた連帯保証人の心ない対応。。。
これを受けて、今一度、常に最悪の事態を考えておく必要性を実感しています。
今回の退去は、入居者さんの病院での死去。
大家にしてみれば、正に不幸中の幸い。
これがお部屋の中での孤独死だったら・・・
ウチは、ご高齢の方も何人かいらっしゃり、心配し出すとキリがないです。
少し前から少しづつ対処してきてはいますが、ここにきて万全を期す為、全物件、色々見直しました。
まず、保証会社さん。
過去にもお伝えしたと思いますが、入居者さんが失踪してしまった時、居室内の残置物を片付けて頂いたことがあります。
これって、大家が勝手には出来ませんよね。
保証会社さんには弁護士さんもついており、この時は、入居者さんが携帯電話を解約したことが判明し、これによって
<失踪認定>
なるものが出たと記憶しています。
ただ、全ての保証会社さんがこの対応をしてくれるとは限りません。
今一度、入居者さんが加入されている保証会社さんの保証範囲を確認した方が良いですね。
次に保険。
これには2種類あり、一つは入居者さんに加入頂く保険。
借家人賠責等が付帯されている火災保険です。
この火災保険に、孤独死をしてしまった場合の特約を付けることが出来るようです。
ウチの物件の一つ、加入手続きをしてくださっている仲介会社さんが扱っています。
更新の度、継続して頂いていますが、先日お聞きしたところ、居室内に限らず病院等でお亡くなりになっても適用されるようにも出来るとの事。
こちらは、入居者さんの費用負担になるので強制は出来ないですね。
もう一つは、私たち大家が加入する保険。
もう既に加入されている方もいらっしゃるかと思いますが、これにも2種類あり、一つは建物の火災保険に特約として付帯するもの。
もう一つは、単独で加入する少額保証保険。
どちらも、居室内で孤独死や自殺をされた場合、諸々の条件は付きますが、残置物の撤去費・後の特殊清掃費・原状復帰費・空室期間の家賃保証等々、諸々の費用が出ます。
保険会社さんによっては扱っていないところもあり、保証期間も様々です。
勿論、こんな保険や保証会社さんの保証を使うことなど無いよう、今まで通り入居者さんとのコミュニケーションは続けていこうと思っていますが、本当に何が起こるか分かりませんからねー。
また、統計によると孤独死は、高齢者というより、60代の男性が一番多いとのこと。
あまり考えたくありませんが、自殺もあります。
こちらは、年齢にあまり関係無いような・・
ウチが今回体験してしまった連帯保証人事件。
親族との関わりが希薄になっている現代。。。
自分の物件は、自分で守る!
この姿勢が大切かな。
この記事を書いた人
- 10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。
所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!
賃貸経営コンサルタントとしても活動中。
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