先日お伝えした江戸川アパートの瑕疵担保責任による建物修繕

一番損傷の激しい1F角部屋。

ここにナント25年も住んでいらっしゃる入居者さんに、工事の為の退去のお願いに行って来ました。

永く住んでいらっしゃる事もあり、どんなお話になるか少しドキドキでした(>_<)

 

・・・が、何ともタイミングの良い結末に。

 

この方のお引越し費用は、売主さまからお支払い頂ける建物修繕費から捻出する予定でした。
建物の損傷が酷い事、納得して頂ける引越し先をウチの費用負担で一緒にお探しする事等々のお話を進めていくうち、

 

「実は、年内には退去して、地元に戻ろうかと考えていたんです。
地元には弟夫婦が居て、その近くに住もうかと・・・。
そういう事情でしたら、弟とも話をして、退去時期を早めます。」

hige_busyo(1)この方、60代の単身男性。
仕事も辞め、今は年金生活。
先の事を考え始めていて、やはり身内の居る地元に戻ろうと考えていた矢先だったのです。

 

 

 

という事で、すぐにとはいきませんが、問題無くご退去頂ける事になりました。
ご本人は遠慮されていましたが、お引越し費用の一部は、負担させて頂く予定です。

 

この退去頂ける角部屋、損傷が酷いのも事実ですが、ウチとしてはもう一つ退去頂きたい理由がありました。

前述の通り、25年前から住んでいらっしゃる事もあり、お家賃がとてもお安く設定されていました。
お風呂も無いお部屋だし、古さを考えれば妥当と言えば妥当なお家賃。

でも、ウチとしては購入時空室だった2部屋のように、お風呂を設置し、少しお家賃を上げたかったのです。
お風呂を設置し、少し綺麗にすれば17,000円の値上げが可能です!

 

何はともあれ、無理矢理の退去のお願いにならず、ホッとしています(^^;)

 

 

この記事を書いた人

松井 由美子
10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。

所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!


賃貸経営コンサルタントとしても活動中。

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