昨日の続きです。

建物の売買契約時、売主(建物所有者)さんと初めてお会いしました。

60代半ば、気さくな方というイメージ。
ただ、ちょっとアバウトというか、物事を良く理解されていないような感じも・・。

建物の話も終わり、ここの地主さんや借地契約のお話に。

ウチとしては、この建物の売買契約時に地主さんからの譲渡承諾書や土地賃貸借契約書のコピーでも頂く事が出来るものだと思っていました。

この建物所有者(売主)さんと地主さんは、永年のお付き合いがあるとの事で、借地権譲渡に関しても、
「口頭では承諾をもらっている。」
「地代も今までと変更は無い。」
「自分との土地賃貸借契約書と同じものを今回も使用する。」
(これは、見せて頂きました。)

との事。

契約終了後、ウチがいつもお願いしている司法書士さんに連絡。
契約書や評価証明他、仲介に入ってくれた不動産業者さんとやり取り。

そんな中、司法書士さんからウチに心配そうな声で電話。

「通常は、譲渡承諾書のコピー、地代や期間、貸主・借主の名前が入った賃貸借契約書のヒナ型を頂くのですが、それが決済日当日になるようなのです。
建物の決済は、こちらを確認しないと危なくて出来ませんので、順番が少し変わります。」

ウチも借地権付建物の購入は初めてなので、よく分からなかったのですが、仲介の不動産業者さんや司法書士さんが仰るのには、まず建物の決済。
(ただこの時点で、承諾書や土地賃貸借契約書の内容が確定している事が大前提。)
直後、地主さんとの土地賃貸借契約。
地主さんも色々なようで、決済場所に来て下さる方もいれば、
「家まで来て下さい。」
と言われる方も。

今回は、地主さんの家にお伺いする事になっていました。

room_washitsu(1)ただ、前述の通り、承諾書も賃貸借契約書も正確にどんな内容かが当日まで分からないので、建物決済の前に地主さんの家にお伺いする事となったのです。

 

 

 

 

で、結果、どうだったかと言うと・・・

 

地主さんは、勿論、建物の売却の事は知っていらっしゃいました。
借地権譲渡に関してもOK。
ただ、地代その他の事はまだ決めていないと・・・。
それに、今日契約するとは思ってなかったと・・・。

「ええぇぇぇぇぇーーーー!!」

やっぱりちゃんと話してなかったんだぁーー(-_-;)

仲介業者さんもうろたえ、何とか話を進めようと必死(-”-)

ウチも何だか気が抜けてしまい、成り行きを見守るのみ。

結局、地代が数百円上がってしまいましたが、当日の契約も何とかなりそうな気配。

が・・・・・・

ここにきて、またとんでもない事実が発覚!!

司法書士さんの<ちょっと待った!>がかかり・・・・

長くなってしまうので、ゴメンナサイ、続きはまた次回。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

松井 由美子
10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。

所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!


賃貸経営コンサルタントとしても活動中。

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