先回の続きです。

建物価格と同じ位掛かるという仲介業者さんが出してきた建物修繕費。

結局、その8分の1位の金額で、折り合いがつき、来週には振り込んで頂けることになりました。

これでも、結構大きな金額です。

 

このお金で、陽が当たらない事もあって一番損傷の激しい1階の角部屋近辺の床・柱を中心に修繕をする予定。

danboru_hakobu(1)お部屋に入居されていては出来ない工事なので、既存入居者さんには、引っ越し費用一切も負担し、一度退去頂く予定です。

 

 

 

 

ちょっと大掛かりになりそうですが、建物が傾いてしまってもいけないので、本気で修繕します。

 

人の良さそうな売主さんの顔がチラつき、少し可哀想な気もします(´▽`*)

が、その売主さんが大事にずっと保有してきた<築古物件再生!>の為にもここは割り切って。。。

既存入居者さんの立ち退き費用も含め、売主さんから頂ける費用を大切に使わせて頂こうと思っています。

 

 

 

ここで改めて、物件売買時の

<瑕疵担保責任の怖さ>

について。

 

古い物件を売却する時は、特にこの<瑕疵担保責任の有無>に注意が必要です。

一般的に、個人(不動産業者でない)の方の物件には瑕疵担保責任は付けませんが、たま~に数か月ですが、

<瑕疵担保責任を負う>

という内容の契約になる事もありますので、ご注意を!

 

築後、間もない新しい物件であれば大丈夫ですが、築古物件の場合は、必ずと言っていいほど瑕疵(欠陥)があります。

古いなりの様々な事を見越し、またありのままを告知し、物件価格で調整。
で、<瑕疵担保責任 無し>にしてもらうのがお奨めです。

 

また、購入時にも注意が必要!

前述の通り、個人(不動産業者ではない)の売主さんの物件には瑕疵担保責任が免責されている事が多いのです。

充分な調査もなく、ちょっと安いからというだけで購入を決めてしまうと後々大変な出費となる場合も(>_<)

 

色々、気を付けたいですねー。

 

今回のウチのこの修繕工事に関しては、また随時お伝えさせて頂きまーす。

 

 

 

この記事を書いた人

松井 由美子
10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。

所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!


賃貸経営コンサルタントとしても活動中。

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