東京板橋の初めての1戸目の退去。

30代、男性。一身上の都合で実家の田舎に帰る事に。

この物件、先述したように購入時満室。
それぞれのお部屋がどんな状態なのか不明なままの購入でした。

購入時、ちょうど、室内に火災警報器を取り付ける大家さんの義務化が強化されて
いた頃だったので、その取付の為、各部屋の<お宅拝見!>を実施しました。

今回退去となったお部屋ももちろん見ました。
その時は入居したばかりだったようで、真っ白な壁紙が眩しい位のお部屋でした。

 

ところが・・・。
今回の退去立会いでお部屋に入ってビックリ\(◎o◎)/!

まず、臭い(ニオイ)!
匂い(ニオイ)ではなく、臭い(ニオイ)です(-_-メ)

komatta_man(1)ここは換気の悪い、何処かの喫煙所ですか??
という位のタバコの臭い!
息をするのも苦しいくらい。
窓もあまり開閉されてなかったようで、
あの眩しい位真っ白だった壁紙が、見事茶色に。
写真を撮っておかなかった事、今とても後悔しています。

室内の壁や柱等はまだ何とかなるとして、一番問題だったのは
ユニットバス。
このユニットバス内でも頻繁に喫煙されていたようで、
見事な着色と室内とはまた一味(?)違う臭気(*_*)

なるべく<お金を掛けない>のがウチのモットーですが、
さすがにこれは・・・。

結局、お預かりしていた敷金も使いきりクロスの全貼り替えと塗装。
プロのお掃除屋さんにも依頼し、見た目はなんとかフツーの部屋に。

ただ、何となく残る臭いとユニットバスが、・・・。

ユニットバスはいくらプロのお掃除屋さんに頼んでも
臭いを完全に消し去る事は出来ませんでした。
全ての面の特殊な塗料でのコーティング塗装か、
それでも駄目ならそっくり取替・・。

タバコによる汚損は、入居者に請求出来ると聞きましたが、
結局、このままで新規募集する事にしました。

強力な消臭剤と畳の表替えによるイグサの匂いに賭けてみました。

臭いに関しても、騒音と同じく、人によって感じ方がかなり違う
という事もこの時、学びました。

次回は、次の入居者決定までの経緯をお伝えしたいと思います。

つづく

 

この記事を書いた人

松井 由美子
10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。

所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!


賃貸経営コンサルタントとしても活動中。

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