先回の続きです。
様々な感覚の方達が一つの建物内で生活。
お部屋こそ、別玄関で独立しているものの、やはり木造という構造上、音の問題は避けて通れないですねー。
最近の木造であれば、防音性の高い壁や床材も良いものが出てきている事でしょう。
ただウチのように<ボロ物件>を再生したアパートではそこまで出来ません(>_<)
では、その問題、どうしているのか??
答えはとてもシンプル♪
ご入居者の皆さまに、
* それぞれ少しづつ気を付けてもらい、少しづつ我慢して頂く事。
* 「お互いさま」という事をしっかり理解してもらう事。
なーーんだ、そんな当たり前の事?
って思いました?
その当たり前の事を理解してもらえないから起こる事じゃないか!?
って思いました?
ウチは、新規で入居者さんを募集し、決定する際、簡単な面接をさせて頂いています。
面接と言うと大袈裟ですね、顔合わせです(^-^)
「何かあったらご連絡下さいね。」
と、名刺を渡しご挨拶。
この短い時間で、どんなタイプの人かを観察します。
おとなしそうな人。。。
ちょっと神経質そうな人。。。
何事もあまり気にしなさそうな人。。。
と、私なりに判断♪
ここが
<自主管理>の面倒である反面の利点
だと思っています。
ある程度、予測がつくのです。
で、その予測の元、その人に合った言い方で、
<共同生活での注意点や既存入居者さんのお話>
をさりげなくお伝えさせて頂いています。
それも具体的に。
例えば、新規でご入居頂く方が、不規則な時間のお仕事をされている方だとしたら、
「〇〇さん(新規入居者さん)の真下には、ご高齢の方がお住まいです。
夜中に帰宅する際は、ちょっとだけ気を付けてあげて下さいね。」
この逆パターンもあります。
「〇〇さん(新規入居者さん)の真上には、お仕事の関係上、夜中に帰宅されたりする方が住んでいらっしゃいます。
音に関しては、気を付けて頂けるようお伝えしてありますからね。
それでも、どうしても気になる時は、ご連絡下さいね。」
これも、その人によっては敢えて言わない方が良い場合もあったりします。
ホント、人それぞれで、この見極めは正直難しいところです。
音以外その他の件も同じ。
この件は言っておいた方が良いな、とかなるべく後々トラブルが起きないようにしています。
人って、事前に聞いている事に関しては、
「まあ、仕方ないか・・。」
って思ってもらえたりもするんですよ♪
・・・
それでも起こってしまう音の問題(-。-)y-゜゜゜
次回は、ごく最近、実際にウチのアパートで起きた、やはり音に関する小さなトラブルの経緯をお伝えさせて頂きまーす♪
次回へ続く。
この記事を書いた人
- 10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。
所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!
賃貸経営コンサルタントとしても活動中。
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