先回からの続き、最終回です!

さあ、運命の当日。。。。。

 

荷物を全部置いたまま逃げられるか?

開き直って居座られるか?

様々な想定をしながら、いざ現地へ!!

 

ん?

 

部屋の前に見知らぬ男性が二人。

「〇〇さん(入居者)の今の会社の代表者です。
○〇さん、今日は体調不良で、私が代理という事で参りました。」

もう一人、

「○〇(入居者)の弟です。」

「はあ。。そうですか。
取り敢えず、鍵の返却をお願いします。」

と、私。

 

 

鍵を貰い、中に入ってみると・・・

 

ジャー―ン♪♪

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経年の汚れは仕方ありませんが、荷物は跡形も無く、スッキリ片付いていました!

 

DSC_0146原因不明な畳の陥没はあったものの、最悪の事態から考えれば、問題無し!!!

 

 

 

 

既存入居者さんに少し荷物を預けていったりしたようですが、大きな荷物は、この会社の代表者と名乗る方が前日トラックを手配し、運び出したとの事。

退去後の清算も、この方が引き受けるとの事で、名刺を頂きました。

 

弟さんも荷物の搬出を手伝ったようです。

この弟さん、入居者さんの親族とは思えないとても真面目そうな方。

前の大家さんの時、7年間も家賃を滞納した事を含め今までの経緯をザックリお話したところ、心から驚いた様子。

「退去の延期を電話でお願いし、断られた時、正直
<ちょっと冷たい大家さんだなあ>
と思ってしまいましたが、今までにそんな事があったんですね。ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございませんでした。」

 

 

退去立ち会い、一体どうなるものかと気合が入っていただけに、なーーんか、あまりにもあっけなく終了し、気が抜けてしまいました(´▽`*)

 

ただ、肝心の本人は顔を出さないし、最後の最後まで謎だらけ。

 

想像ではありますが、おそらく、保証会社さんからの毎月のキッツイ家賃の取り立てに加え、ちょうど更新も重なり、疲れてしまったのか?

ウチも鬼のように、取り立てたので(^_^;)

悪質な入居者に対しては、根負けせず、徹底的にやる!!

もうこれに尽きますね。

 

ずーーーっと気になっていたちょっと面倒な入居者さん。

すんなり退去頂けて、本当にスッキリしました。

どこに引っ越したのか、なかなか言おうとしませんが、保証会社だの何だのと面倒な事を言わない気弱な高齢大家さんのアパートにでも引っ越したのかな?と思うと、その大家さんにちょっと申し訳ない気もします。。。

皆さまも、入居審査はくれぐれも慎重に。

 

改めて、保証会社への加入は必須だと実感。

今回のように物件購入時からの既存入居者さんに関しても、途中から受けて下さる保証会社さんもあります。

本当に感謝、感謝です(´▽`*)

 

さあ、気を取り直して、リフォーム開始!!

この記事を書いた人

松井 由美子
10年以上に渡る不動産仲介の仕事を経て、現在は大家さんです。

所有物件は、関東に6棟(8棟中2棟売却)のアパート、
九州に1戸(3戸中2戸売却)の区分マンション。
所有戸数もまだまだこれからですが、独自の手法で所有物件のすべてを常に満室キープ!


賃貸経営コンサルタントとしても活動中。

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